Windows10の共有フォルダ設定の方法

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Windows10の共有フォルダ設定の方法

2020/06/09

共有フォルダのイメージ図

今回はWindowss10の共有フォルダの設定方法について紹介をします。

以前から生徒や企業からの要望が多かった内容なので、手軽で役に立ち、便利な機能だと思います。

 

 

在宅ワークやテレワーク・オンライン授業など、自宅で様々な形態で仕事や勉強が出来る様になりつつあります。

そんな中、手軽に仕事の資料や学習資料を別のパソコンに保存ができる方法のひとつとして、『共有フォルダ』に保存するという方法があります。

『共有フォルダ』とは、複数のパソコンが共通してデータを見たり・触ったり・保存したりすることが出来る特別なフォルダのことです。

そこで今回は2台のパソコンにそれぞれ共有フォルダを用意して、お互いに見たり・触ったり・保存したり出来るようにする方法を紹介します。

 

 

①『設定』をクリックする

画面の一番左下にある『windowsマーク』クリックして、画像①の部分にある『設定』(アカ枠)をクリックします。

 ※キーボードの『windowsマーク』を押しても、同じ『設定』が選べる画面に切り替わります。

②『ネットワークとインターネット』をクリック

次に画面②の『ネットワークとインターネット』(アカ枠)をクリックします。

③接続されているネットワークをクリック

次に画面③の接続されているネットワーク(アカ枠)をクリックします。

今回はWi-Fi(無線LAN)状態で設定ですが、LANケーブルが接続されていたも同じです。

 ※黒く塗りつぶしている部分に各機器のSSIDが表示されていますので、それに準じて下さい。

④『プライベート』(アカ枠)をチェック

次に画面④の『プライベート』(アカ枠)をチェックします。

こちらをチェックすることで、決められたパソコンだけが共有フォルダを見たり・触ったり・保存したりすることが出来るようになります。

チェックが終わったら、画面左上の矢印ボタンを押して、前の画面に戻って下さい。

⑤『共有の詳細オプション・・・』をクリック

次に画面⑤の『共有の詳細オプション・・・』(アカ枠)をクリックします。

⑥2箇所をチェック

次に画面⑥のプライベート項目の中にある『ネットワーク検索』内の『ネットワーク検索を有効にする』(アカ枠)にチェックする。

この時、下の四角にもチェックを入れて下さい。

さらに、『ファイルとプリンターの共有』内の『ファイルとプリンターの共有を有効にする』(アカ枠)にもチェックする。

⑦『ゲストまたはパブリック』内を確認

次に画面⑦の『ゲストまたはパブリック』を選んで、同じ様に『ファイルとプリンターの共有を有効にする』(アカ枠)をチェックする。

⑧『すべてのネットワーク』内を確認

次に画面⑧の『すべてのネットワーク』を選んで、『ファイル共有の接続』内の『128ビット・・・(推奨)』(アオ枠)をチェックする。

さらに、『パスワード保護共有』内の『パスワード保護共有を無効にする』(アカ枠)をチェックする。

決まったパソコンにしかファイルを共有しないので、『無効』で問題なと思います。

⑨『共有フォルダ』用のフォルダを作る

次に画面⑨のフォルダを接続したパソコンを作ります。

この時に分かりやすくする為に、フォルダの名前を『共有フォルダ』としておくことをお勧めします。

また、フォルダのアイコンも普通のアイコンではなく、別のモノにすることで目で見ても分かりやすくなるのでお勧めです。

⑩『共有』ボタンを押す

次に画像⑩の『共有』ボタン(アカ枠)を押して、フォルダの設定をします。

⑪共有する相手を選ぶ

次に画像⑪の共有する相手を選びます。

『Everyone』(上のアカ枠)を選び、追加ボタンを押します。

ボタンをした後、『Everyone』(中央のアカ枠)が追加さてれいるかを確認してから、共有ボタン(下のアカ枠)を押します。

この時に、アクセス許可レベル『読み込み/書き込み』にしておいて下さい。

これでデータを見たり・触ったり・保存したり出来るようになります。

⑫共有フォルダのリンク先をコピーする

次に画像⑫の共有フォルダの『リンク』(アカ枠)をコピーします。

リンクとは・・・データが入っている場所を示したものです。

        データを『人間』と例えると、リンクは『住所録』だと思って下さい。

 

ここまでの①~⑫までの工程をそれぞれのパソコンで行います。

コピーをしたリンクはメモ帳に張り付けるなどして、忘れない様に保存して下さい。

⑬相手のリンク先を入力する

次に画像⑬のアカ枠部分に『相手のリンク』を入力します。

ここでよく間違いられるのですが、相手のリンクを入力をして下さい。

相手の共有フォルダを見るので、『相手のリンク』を入力しなくていけません。

⑭設定が上手くいくと上の様になる

最後に画像⑭のように相手のリンクが間違いなく入力出来ていれば、相手の共有フォルダの中を見ることが出来ます。

 上のフォルダ・・・自分のパソコンの共有フォルダ

 下のフォルダ・・・相手のパソコンの共有フォルダ

 

 

手順が多いので難しく見えますが、ほとんどクリックで選んだりするだけので、実際に設定をしてみるとパソコンの1台あたりの所要時間は5~10分程度です。

複数のパソコンで作業をする場合にはとても便利なので、是非試してみて下さい。

 

 

 当教室では『生きた知識』としてプログラム制作以外にも、こういった実社会やプライベートでも使うことが出来るテクニックもどんどん教えています。

『パソコンテクニック』・『電子工作』・『プログラム制作』など、『プログラミング教育=総合学習』であるべきだと考えてます。

滋賀県からプログラミング教育を広げられるように、これからも情報発信をしてゆきます。