Scratchでカウントダウンを作ってみよう!

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Scratchでカウントダウンを作ってみよう!

2020/06/04

今回はscratchでカウントダウンのプログラムを作ってみました。

 


自分でゲームを作る時、ボタンを押して急にゲームがスタートするとちょっとビックリしたりしませんか?
また、タイムを競ったり敵のこうげきから逃げるゲームだったりすると、心の準備もひつようですよね?
そんな時、始まる前に『3・2・1・スタート!』とカウントダウンがあると、ゲームの開始がしやすくなります。

 

カウントダウンの様子は下の映像は下の通りです。

今回作ったカウントダウンプログラムは、3コの大きなブロックで分けて考えます。
 ※今回はブログ『スプライトのコスチューム追加について』を参考に、『 3 』・『 2 』・『 1 』・『 GO 』というコスチュームを準備していることを前提に説明を進めます

まずは、青線ブロックのせつめいです。
  ①カウントダウンする数字を画面の『まんなか』にします。
    ※ここでは『座標(ざひょう)』をつかいますが、くわしい使いかたは、また別のときに。
   今は『まんなか』にしたい時は、『X座標を0、Y座標を0』にすると覚えておいて下さい。
  ②決めておいたコスチュームから『 3 』をセットします。
  ③セットしたコスチュームを見えるようにします。
   今回のプログラムは始め、コスチュームが見えないようになっているので、この方法はひつようです。
  ④コスチュームが見えるようになったら、音を出します。
   音を出さなくてもカウントダウンはできますが、出した方が分かりやすいと思います。
  ⑤音を出したあと、1秒とまります。
   こうすることで、つぎのカウントダウンがより分かりやすく見えます。


次に、赤線ブロックのせつめいです。
  ⑥次のコスチュームにすることで、『 3 → 2 』にかわります。
  ⑦ここで④と同じように音を出します。
  ⑧ここで⑤と同じように1秒とまります。

  このブロックのポイントは、⑥⑦⑧をもう一度くりか返すところです。
  くり返すことで今度は、コスチュームを『 2 → 1 』にかえることができます。


最後に、緑線ブロックのせつめいです。
  ⑨コスチュームを『 1 → GO 』にかえます。 
  ⑩ここで④⑦と同じように音を出します。
   ④⑦とは別の音にすることで、スタートをより分かりやすくすることができます。
  ⑪ここで⑤⑧と同じように1秒とまります。
  ⑫さいごにコスチューム『 GO 』を見えなくして、おしまいです。

 


いろいろなゲームでつかわれている方法なので、あたりまえに見ているかもしれません。
でもこの中には、たくさんの考え方が入っています。
ただその考え方ひとつひとつは、とくべつに難しい考え方ではありません。
ひとつひとつの考え方を、大切に・ていねいにすることで、プログラムを作ることができます。