scratchのオンライン版とオフライン版の違いと注意点
2019/10/16
今日はビジュアルプログラミング【scratch(スクラッチ)】について、お話しをします。
2020年度から小学校教育でプログラミング的思考を養う内容の授業が導入されます。
それに伴い、scratch(スクラッチ)を取り入れる学校も多いとのことです。
しかしscratch(スクラッチ)には、オンライン版とオフライン版の2種類があるのをご存知でしょうか?
そもそもscratch(スクラッチ)とは、マサチューセッツ工科大学メディアラボという機関が開発をした、ビジュアルプログラミング環境のことです。
基本的にマウスの操作だけでプログラミング学習が進めることが出来ます。イメージはレゴブロックを組み上げていく感じだと言えます。
コンピュータ言語特融の制御構文を使用しない為、直感的にプログラムを組むことが出来るので、はじめてプログラミングを学ぶ方にお薦めです。
また、当教室で推奨をしている【micro:bit】とのBluetooth接続をすることで遊びを通して、より学習の幅を広げることが期待出来ます。
※ただし、パソコン側にBluetooth機能が搭載していることが前提条件です
まずはオンライン版についてです。
その名前の通りインターネットを閲覧するブラウザ(EdgeやGoogleChromeなど)で使用することが出来ます。ブラウザから利用できますので、パソコンに専用ソフをインストールさせておく必要はありません。
※scratch3.0から「Adobe Flash Player」が必要なくなった為、スマートフォンやタブレット端末からでも閲覧出来るようになりました
メリットは常に最新の情報(誰かが作ったサンプルプログラムなど)を見ることが出来るので、自分の知らない知識を得やすいです。
デメリットはインターネットが接続出来る環境でなくては、使用することが出来ません。
続いてオフライン版についてです。
オンライン版と異なり、事前にインターネット経由でソフトをダウンロードしてインストールをして学習を行います。
メリットはインターネットが繋がらない環境でも学習を進めることが出来ますので場所を選びません。
また、インターネット知識が少ない子供たちが意図せずに、誤って商品購入やサービスの契約をしてしまう危険性がありません。
デメリットは前述したとおり、インターネット経由でソフトをダウンロードしインストールをして学習環境を設定しておく必要があります。
ダウンロードは下記URLから出来ます。(ダウンロードは『Microsoft』か『直接ダウンロード』の2種類から選べます)
https://scratch.mit.edu/download
また、オンライン版を使用する際に必要なOSは「Windows 10」または、「macOS 10.13以降」です。
※scratch(スクラッチ)のバージョン3.0を使用する場合
上記URLから旧バージョン(scratch2.0とscratch1.4)のダウンロードも可能です
現時点では見た目や機能に殆ど変わりはありませんが、それぞれにメリットとデメリットがあります。
各家庭のパソコンやインターネット状況、お子さんのインターネットについての成熟具合をみながら、最適な方を選ぶことをオススメします。
当教室ではオフライン版の環境が設定が分からない方に訪問設定サービスを行っております。
基本的には滋賀県の方限定ですが、プログラミングにご興味をお持ちの他府県の方や教育関係の方からも、まずは相ご談に乗らさせて頂きます。
また、ご入会頂いた方限定で、パソコンをお持ち頂いた方に限り『無料で環境設定』を承っております。
是非一度、ご連絡下さい!