守山市にあるプログラミング教室で何するの?(ユーザー定義関数の使い方について)
2019/08/16
第14回目は以前作った『温度計』を改良してみます。
前回お話しをしましたが、micro:bitには『温度』をはかる機能がついています。
そこで今回は『自作関数』を使って、処理を細かく分けます。
仕様そのものは以前と全く同じで、以下の通りです。
micro:bit本体を振る・・・温度が表示
ロゴを上にする ・・・・・測定を停止する
ただ大きく違う点は、始めにお話しをした『自作関数』を使っているところです。
そもそも『関数』とは何なのでしょうか?
関数とは、『何かを入れると、何かが出てくる』という仕組みのことです。
イメージとして、自動販売機を想像してみて下さい。
欲しい缶ジュースをもらう為に、お金を入れてボタンを押したりしますよね?
これと同じような仕組みで、プログラムの世界では下記の様に呼ぶことが多いです。
〇自動販売機 ・・・ 自作関数 (一般的には、『ユーザー定義関数』と呼びます)
〇缶ジュース ・・・ 戻り値(もどりち)』と呼びます
〇お金 ・・・・・・ 値(あたい)と呼びます
今回は『温度を表示する』部分と『表示を初期化する』部分をそれぞれ自作関数に分けました。
こうすることで、何の関数が『いつ・どこで・どんな処理』をしているのかがはっきりと分かります。
また、間違った動作をしても一部の関数を直すことで、問題を解決できることもあります。
慣れないうちは関数を作ってそれを必要な時に使う(呼び出す)ことが、凄く難しく感じると思いますが、作業を分担して行うと言う考え方は、プログラムを作成する上でとても重要です。
また、この考え方はプログラムを作ること以外でも、旅行や料理の計画をする時に非常に役立ちます。
まさにプログラミング的思考の基本と言えます。
基本は大切デス♪