子供にとってプログラミング教室は本当に必要ですか?(滋賀県のとあるお問合せ)
2019/07/14
先日、滋賀県にお住まいの小学生のお子様を持つ保護者の片から、こんな質問を頂きました。
『子供にとってプログラミング教室は本当に必要ですか?』
【 プログラミング 】と言えば確かに、ディスプレイの前でコンピュータ言語をキーボードを使って、プログラムを
構築してゆくというイメージが非常に強いと思います。
これも間違いなくプログラミングです。
ちなみにこれを【 コーディング 】と呼んだりします。
(【コード】・・・コンピュータへの命令のことと思って下さい)
おっしゃる通り、小学生にプログラミングはまだ必要ないのかもしれません。
ただ、【 プログラミング=コーディング 】だけではないと、認識して頂きたいのです。
コンピュータ言語を熟知していなければ、プログラミンの意味がないという認識が未だに御座います。
知っているに越したことは御座いませんが、あくまでプログラミンとは、
『物事の開始から、終了までの手順を考えること』なのです。
全ての子供たちがプログラマー(コンピュータ言語を使ってプログラムを作る人)になるとは考えにくいのですが、
近い未来、コンピュータやそれに付随する処理の仕組みを知っていることを社会全体から強く要望されると予測はできます。
そう考えるとプログラミング的思考を養うという学問が、2020年度から学校教育で正式導入されることもご理解いただけるのではないでしょうか?
全てを重篤に考える必要は御座いません。
ただ、子供たちの将来とこれからの社会について、少しこれまでと違うモノの見方が必要になったと考えます。